お金って何?っていう話し

おカネの種類を理解しましょう。

1.硬貨 日本国政府が発行する

2.紙幣 日銀が発行する

3.銀行預金 銀行がキーボードで入力したデジタル数値

 

(オカネって何?)

例えば1万円の紙幣は紙切れです。

そんな紙切れに何故1万円の価値があるのか・・・

 

銀行預金に至っては、通帳に¥500.000と記載されているだけです。

それを銀行にお願いすることで、ポンと50枚の福沢諭吉君を出してくれます。

 

あなたが銀行に

あなた「500万円かしてください!」

銀行「いいですよ!」

 

ってなったとして

 

通帳に5,000,000と記載される・・・・

 

さて、紙幣がぽんと出されたら、その価値を感じるでしょうが、

通帳にある数字に感じる価値ってどうですか?

何故そんな価値があるんでしょうか。

 

この答えにこたえられますか?

 

紙幣も、通帳の印字もそうですが、そこには信用という言葉が隠れています。

 

上記のおカネ全てに共通することは、後ろに日本国という大きなバックがついているから成立するとうことです。すなわち政府の信用の上にオカネの価値が保障されます。

 

隣人のだれかが、通帳に小細工して500.000と記載しても全く無意味です。

というか犯罪です。

 

 (国の借金問題)

さて、日本の国の借金は、2016年6月末時点1053兆4676億円だったと発表されています。国民1人あたりに換算すると約829万円になるそうです。

 

当たり前ですが、借金をする反対側には必ず貸している人や組織がありますよね。

 

「日本国の借金」ですが、どこから借りているかというと多くは日本にある銀行から借りています。

銀行にオカネを預けているのは、だれでしょうか?

当たり前ですが、日本のオカネ(すなわち円という単位の通貨)を持っている人です。

 

外国人ではありません(一部を除く)。ほとんどが日本人です。

おわかりでしょうか??

 

まとめると

1.日本人がオカネを銀行に預ける。

2.そのオカネを銀行が日本国政府に貸す。

3.それを日本人の借金といいかえて表現している・・・

 

ただそれだけの問題です。

 

借金は負債です。

貸したオカネは資産です。

 

(さいごに・・・)

 

日本国政府の借金は、日本人にとってはある意味資産のはずです。

だからといって日本人があそんでくらせるわけではありません。

 

日本国政府は我々日本人の一部だと考えてみましょう。

道路や、信号機、公営の建物や市役所、区役所、そういったものは

全部日本人の資産です。

 

日本国政府が日本人にとって赤の他人と考えるのはただの責任放棄です。

家や愛車と同じように、政府組織こそ日本人の所有物なのですね。